目次
作業スピードに着目して生産計画立案に必要な標準時間を定めよう
動画「時間研究【ダイジェスト版】」
人の作業を時間に置き換えて、作業改善や標準時間設定を行う時間研究の概要を動画で紹介いたします。
- 約5分33秒
- 2024/03/15
時間研究
時間研究は、作業を要素作業または単位作業に分割し、その分割した作業を遂行するのに要する時間を測定する手法(JIS Z8141:5204)です。
人の作業を時間という尺度に置き換えて、作業改善や標準時間設定などを行うことを目的としています。
時間研究により、生産性向上を目的に実現した工程、作業、動作の改善効果を定量的に示すことができます。
対象作業について、要素作業ごとに作業時間のバラツキを把握し、さらに、作業時間のバラツキが大きい要素作業に対して動作研究を用いることにより、動作改善につなげます。
人の作業を時間という尺度に置き換えて、作業改善や標準時間設定などを行うことを目的としています。
時間研究により、生産性向上を目的に実現した工程、作業、動作の改善効果を定量的に示すことができます。
対象作業について、要素作業ごとに作業時間のバラツキを把握し、さらに、作業時間のバラツキが大きい要素作業に対して動作研究を用いることにより、動作改善につなげます。
ストップウォッチ法
ストップウォッチを止めずに時刻を読み取る継続法が採用されることが多いです。
あらかじめ要素作業を記入した用紙を用意しておき、作業者の測定ポイントでストップウォッチより読み取った時刻を「観測時刻」欄に記入します。
観測時刻より要素作業ごとに最大、最小、合計、回数、平均を求め、最大と最小に着目し、その差から時間としてバラツキを捉え、差が大きい場合は動作研究を用いて、動作の観点から改善の糸口を見つけます。
あらかじめ要素作業を記入した用紙を用意しておき、作業者の測定ポイントでストップウォッチより読み取った時刻を「観測時刻」欄に記入します。
観測時刻より要素作業ごとに最大、最小、合計、回数、平均を求め、最大と最小に着目し、その差から時間としてバラツキを捉え、差が大きい場合は動作研究を用いて、動作の観点から改善の糸口を見つけます。
~ちょっとBreak~ デシマル単位のストップウォッチ
作業時間の測定に適したストップウォッチとしてのデシマルウォッチがあります。
デシマルとは1分を100で割った単位で、1DM=1/100分です。
デシマルウォッチを用いて観測を行うと10進法になるため、単純に引き算することによって各要素作業の時間値を求めることができるため、現場で測定する際には、とても便利です。
デシマルとは1分を100で割った単位で、1DM=1/100分です。
デシマルウォッチを用いて観測を行うと10進法になるため、単純に引き算することによって各要素作業の時間値を求めることができるため、現場で測定する際には、とても便利です。
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