目次
「設備の自動時間」と「手作業の時間」の関係を明確にしよう
MMチャート(マン・マシン・チャート)
人と機械、2人以上の人など、複数で共同作業および単独作業を相互に行う時の作業効率を高める手法として、連合作業分析があります。さらに分析の対象として、人と機械の組み合わせを扱う場合に人・機械分析、2人以上の人の組み合わせを扱う場合に組作業分析と呼ばれます。
人と機械の作業は、品物の取り付け・取り外しなど人と機械が共同で作業をしている部分(連合作業)、別々の作業をしている部分(単独作業)、手待ちおよび機械停止部分(不稼働)の3つに分かれます。
MMチャート(Man-Machine chart)は、人と機械の作業に対してこの区分を明確にし、手待ちの真の原因を明らかにして最適な作業の組み合わせの考案に活用されます。
調査の進め方として対象となる作業者と機械を決めます。
次に1サイクル分の作業を観察し、作業時間を測定しながら、MMチャートを作成します。
時間経過は上から下に向かい繰り返されます。
価値を付加する主体を軸に人と機械、どちらを軸に作業の組み合わせを考えるかを決めます。
上記の例では機械の待ちをなくすことを最優先に、作業の組み合わせを考えます。
次に、作業者に着目して時間研究と動作分析を用い、作業時間の短縮およびバラツキ低減を実施します。
最後に機械作業においては、技術部門や品質保証部門とともに時間短縮に努めます。
人と機械の作業は、品物の取り付け・取り外しなど人と機械が共同で作業をしている部分(連合作業)、別々の作業をしている部分(単独作業)、手待ちおよび機械停止部分(不稼働)の3つに分かれます。
MMチャート(Man-Machine chart)は、人と機械の作業に対してこの区分を明確にし、手待ちの真の原因を明らかにして最適な作業の組み合わせの考案に活用されます。
調査の進め方として対象となる作業者と機械を決めます。
次に1サイクル分の作業を観察し、作業時間を測定しながら、MMチャートを作成します。
価値を付加する主体を軸に人と機械、どちらを軸に作業の組み合わせを考えるかを決めます。
上記の例では機械の待ちをなくすことを最優先に、作業の組み合わせを考えます。
次に、作業者に着目して時間研究と動作分析を用い、作業時間の短縮およびバラツキ低減を実施します。
最後に機械作業においては、技術部門や品質保証部門とともに時間短縮に努めます。
関連セミナー
-
IEr養成 入門コース
IE手法を駆使して、模擬作業を改善するグループ演習ですぐに使えるIE手法を体得
-
IEr養成 実力養成コース
サービス、モノづくりなど、多様な現場・製造システムを変革
-
“今さら人に聞けない”IEの基礎 直接業務改善コース
生産現場の業務効率化 ~改善を楽しむ~
-
“今さら人に聞けない”IEの基礎 間接業務改善コース
5Sを知り楽に働きやすく ~身近な作業を見直そう~
-
“今さら人に聞けない”IEの基礎 Pull生産とかんばん
かんばんを使って現場のミニマリストを目指す