目次
運びやすさを工夫して付加価値を生まない「運搬」を極限まで省こう
運搬活性分析
「運搬」というプロセスを効率的に実施するために、対象物の移動のしやすさに着目をして分析を行うのが運搬活性分析です。
対象物の置き方などから移動のしやすさ(運び出しやすさ、動かしやすさ)の程度を運搬活性示数として表します。
運搬活性示数分析には、平均活性示数分析と活性図表分析の2つがあります。
対象物の置き方などから移動のしやすさ(運び出しやすさ、動かしやすさ)の程度を運搬活性示数として表します。
平均活性示数分析
モノの流れ全般について活性示数を求め、その平均値を用いて運搬の状態を判断する分析です。
平均活性示数の式は、以下の通りとなります。
求められた平均活性数の大きさに応じて下記の表のような対応を行います。
平均活性示数の式は、以下の通りとなります。
平均活性示数 | = | 停滞工程の活性示数の合計 |
停滞工程数 |
求められた平均活性数の大きさに応じて下記の表のような対応を行います。
活性図表分析
活性図表分析では活性示数の上がり下がりを工程順に並べた活性図表を作成し、運搬活性示数の低いところを見つけ、改善案の検討を行います。
活性図表の使用例からはバラ置きのステップも見受けられ、改善の検討が必要なことが分かります。
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