目次
搬送物の特性、搬送回数などを考慮した運搬の距離と強度から供給動線のムダを見つけよう
DI分析
現状のレイアウトにおいて発生しているすべての運搬について、モノの流れと運搬距離と強度(運搬量や運搬回数など)を定量的に可視化することによりレイアウトの問題点を明確にします。
長い距離を頻繁に運搬している、もしくは運搬量が多いものが長い距離運ばれているプロセスは、改善の対象となります。
D:Distance(工程間の距離) I:Intensity(工程間の運搬強度)
DI分析では工程間の相対的位置関係の妥当性を検討することが目的です。
運搬距離(D)は各工程の出口から次の工程の入口までを通路にそって測った距離でも、各工程の重心間の直線距離や直交距離でも問題はありません。
運搬頻度は下記のDI分析例では、1日あたりの運搬回数としています。
このレイアウトにおける単位期間当たりの総運搬距離を意味しています。 各工程間の距離Dを横軸に、強度Iを縦軸にとって二次元平面状に付置したものがDI分析図と呼ばれています。
右上に付置される点(×)ほど、より長い距離を頻繁に運搬することを意味しているのでレイアウトの改善対象となります。
長い距離を頻繁に運搬している、もしくは運搬量が多いものが長い距離運ばれているプロセスは、改善の対象となります。
D:Distance(工程間の距離) I:Intensity(工程間の運搬強度)
DI分析では工程間の相対的位置関係の妥当性を検討することが目的です。
運搬距離(D)は各工程の出口から次の工程の入口までを通路にそって測った距離でも、各工程の重心間の直線距離や直交距離でも問題はありません。
運搬頻度は下記のDI分析例では、1日あたりの運搬回数としています。
DI分析例
DとIの情報を工程間ごとに(1,2)~(4,5)までまとめた表のDIの値をすべての工程間で加えた値(合計625m)を一般にΣDI(シグマDI)と呼ばれます。このレイアウトにおける単位期間当たりの総運搬距離を意味しています。 各工程間の距離Dを横軸に、強度Iを縦軸にとって二次元平面状に付置したものがDI分析図と呼ばれています。
右上に付置される点(×)ほど、より長い距離を頻繁に運搬することを意味しているのでレイアウトの改善対象となります。
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